2022年5月11日 2022年度肺高血圧・肺循環学会において当分野佐藤隆博先生が「学会奨励賞」を受賞しました! 研究名は「肺高血圧症における右心機能の解析」です。 佐藤先生は心臓MRIや心エコーによる右心機能解析について多くの研究成果を発表し、実臨床にその成果を応用してきています。 研究内容については下のURLをご参照下さい。 http://www.jpcphs.org/about/societyaward/winner_encouragement2022.php
2022年5月1日 年度が変わり1か月が経ちました。 2021年度は佐藤隆博先生が中心となりBPA(肺動脈バルーン拡張術)治療に大きな前進がありました。 今年度も一人一人の患者さんにベストの診療を提供できるよう、全力で頑張って参ります!
2021年11月1日 「治験」についてのお知らせです。 2021/11/1現在、当科では肺高血圧症に対して4つの「治験」を行っています。 治験では、一定期間効果のない薬(見た目では医師も患者さんもわかりません)を飲むことになったり、検査や受診が多くなったりしますが、一方で一般には使えない薬を使うことができたり、また肺高血圧症に対するこれからの治療の進歩に貢献できる、という面もあります。 4つ治験のうち、2つは動脈性肺高血圧症に対して、1つは慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対して、1つは呼吸器疾患に伴う肺高血圧症に対しての治験です。 詳しい内容をお知りになりたい方は、「こちら」から3つの治験の詳細をご覧頂けます。 あるいは北海道大学病院呼吸器内科外来(011-706-5752)にお電話頂ければ時間調整の上ご説明させて頂きます。 肺高血圧症の治療は近年とても進歩しましたが、今後さらに安全かつ有効な治療が実現するよう、当科ではこれまで以上に頑張って行きたいと思います!
2021年8月10日 2021/6/27にPAHの会北海道支部が 「オンラインセミナー Meet The Doctor-ZOOMで専門医と語ろう!」 という会を催しました。 その中で辻野一三医師が「今後も肺高血圧症と付き合っていく中で、一番心配なことは何ですか?」 というタイトルの講演を行いました。 当日発表したスライドのPDFを公開します。 ご興味のある方はご覧ください。
2021年7月21日 2021年7月1日付で、当分野助教の佐藤隆博先生が日本循環器学会から「BPA(balloon pulmonary angioplasty)実施医」の認定を受けました。 佐藤先生の認定に併せ北海道大学病院も「BPA(balloon pulmonary angioplasty)指導施設」に認定されました。 BPAは慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対する非常に有効なカテーテル治療で、日本が世界をリードする治療法でもあります。 今後、北海道大学病院 呼吸器内科/呼吸・循環イノベーティブリサーチ分野では、慢性血栓塞栓性肺高血圧症を含む肺高血圧症に対するよりよい診療、研究を目指して引き続き全力で頑張って行きます!