呼吸器内科医になりたいと思っていました。特に、肺を専門にしたいと考え、実績のある北大呼吸器内科を選びました。
今は、大学病院の厳密な医療に、正直苦戦しています。
初期研修先の一般病院では、患者さんを診ることと、物事を前に進めることがある意味重視されてきました。それとは違って大学病院では厳密さを求められるので、その差に苦労しています。
しかし、こうした厳密な医療を学ぶ機会をいただき、「来てよかったな」と思います。
物事を前に進めるだけではなく、その背景にあることや、本当に注意しなければいけないことを今回学ぶことができていると実感します。
「呼吸器科医である前に内科医であれ」を前面に打ち出しているのが北大呼吸器内科です。ですから、将来堂々と、「自分は内科医です」と名乗れるような人間になれます。「胸しか診ません」という医者にはなりません。
それは、呼吸器分野の先生方の内科学一般への理解が深いからこそだと考えます。また、循環器グループの存在も大きいと思います。
雰囲気もとてもいいですよ。質問もしやすく、困ったときもサポートしていただけて、本当にありがたいと思っています。