洗練された釣菌テクニックを披露する小生
現在長崎大学第二内科に国内留学しています長岡と申します。
北大呼吸器内科に新たに感染症の専門医を育成できる場所を開拓すべく、2010年4月よりこちらの教室にお世話になっております。
3年間と限られた時間の中ですが、長崎の先生方の全面的なバックアップもあり、臨床や研究において非常に充実した日々を過ごしています。感染症は生命に直結する疾病であり、また様々な疾患の隠された原因ともなります。現在私が取り組んでいるテーマは非常に臨床に直結した内容となっており、研究を通して自らの臨床能力も洗練されていることを実感しています。反面、そうした自然現象との対峙は、想像を遥かに超えてハードでもあり、度々膝が折れそうになります。そうした際、周囲の温かい励ましもさることながら、最後は「これまでの医療で助けられなかった命を救う」という目標で自分を支え、日夜菌の謎を追及しております。
今後私が培った感染症が北海道医療に役立つことを、同様の志を持つより多くの仲間と働けることを切に願っております。いつの日か私もビフィズス菌のように、数多の人々のお役に立てる菌に成長したいものです。しかしたった一人であったとしても、この先出会う自分でなければお役に立てない患者様のために、全力で日々精進しております。